袴 着こなしパターン
袴の着こなしには いくつかのパターンがあります。
お好みのものをセレクトしてくださいね。
*足元*
草履 or ブーツ
草履(ぞうり)
メリット
- 脱ぎ履きしやすい
- コーディネートしやすく上品
デメリット
- 雨や雪の時に対策が必要
- 慣れていないと歩きにく
ブーツ
メリット
- ヒールで脚長効果
- 暖かく、雨や雪に対応できる
- 歩きやすい
デメリット
- 脱ぎ履きしづらい
- ブーツのデザインによってはカジュアルになってしまう
*着物*
小振袖 or 中振袖
小振袖
レンタルする際はこの小振袖と袴を合わせたものが主流。
袖丈は76cm程度。
(右写真は、更に袖丈の短い小紋です。56cm程)
メリット
- 袖丈が短いので動きやすい
- 丈が短く可愛らしい雰囲気になる
中振袖
成人式に着る晴れ着がこの中振袖。
袖丈は100cm程度。
メリット
- 袖丈が長く華やかで豪華な印象
- 成人式用に持っている方は着物のレンタルの必要がない
デメリット
- 袖丈が長いので踏まないように注意
*袴*
袴を選ぶ際の注意点は、サイズです!
サイズがあっていない袴は、シルエットが崩れる原因となり、着崩れすることも考えられます。
ブーツを履く場合は袴を短めに着付けますので、大きめのサイズは避けたほうが良いでしょう。袴を決める前に、足元は草履orブーツどちらにするのかを先に決めてしまいましょう。
袴はカラーやデザインもいろいろ。シンプルな無地・刺繍入り・グラデーション・裏地に模様があるもの・・・etc 着物に合わせて袴を選びましましょう。
*帯*
着物を着た後、袴を履く前に帯を締めます。この帯は、半幅帯という、幅約16cmほどの細い帯を使用します。
この半幅帯ですが、袴を着用する場合、袴から数cm見えるように結びます。
たった数cmしか見えない半幅帯ですが、たくさんの色や柄がありますので、おしゃれのポイントとなります。
*衿*
着物の下に着る長襦袢。この長襦袢の衿もオシャレにすることができるポイントです。
通常は真っ白な塩瀬の衿がついている長襦袢の衿に、刺繍やレース、柄ものなど、好きな半衿をつけかえることができます。
(事前に縫い付ける必要がありますので ご注意を!)
また、重ね衿といって、長襦袢と着物の間にもう一枚 衿を挟み、着物を華やかに見せることができます。重ね衿も様々なカラーや素材がありますので是非セレクトしてみて下さい。
*鞄*
巾着やがま口バックなどお好みに合わせて準備しましょう。
ポイントは、全体のバランスを考えて鞄が大きくなりすぎないように気をつけること。
ただし、お財布や携帯電話などの必需品が入るかのチェックを忘れずに。
一生の思い出となる大切な卒業式。
素敵な袴姿になるよう、お好みに合わせてセレクトしてみて下さいね。